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オウンドメディアとは?メリット・デメリットや主な運用目的をわかりやすく解説

オウンドメディアとは

最近よく耳にするようになったオウンドメディアという言葉。自社の公式サイトと何が違うのか分からない人も多いのではないでしょうか。WEB集客を目的としたコンテンツマーケティングを展開する上で、オウンドメディアはなくてはならない存在です。オウンドメディアのメリット・デメリット、運用のコツなどを紹介します。

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは

オウンドメディア(Owned Media)とは、自社で所有するメディアの総称です。広義と狭義があり、広義では、自分の会社で情報を発信している媒体は全てオウンドメディアに該当します。例えば、公式ホームページやECサイト、ブログ、メルマガ、ニュースレターなどのWEBコンテンツのほか、定期的に顧客に配布している情報誌やパンフレット、小冊子などもオウンドメディアとなります。

狭義でのオウンドメディアは、WEBコンテンツのみを指しています。今回は、狭義のオウンドメディアを見ていきます。

コンテンツマーケティング会社ファストマーケティングが2020年に行った「BtoBのオウンドメディアに関する実態調査」によると、約4割の企業がオウンドメディアを所有していることが明らかになりました。

オウンドメディアは、トリプルメディアの1つです。トリプルメディアとは、企業が見込み客に情報提供するメディアを3つまとめて表した言葉です。オウンドメディア以外に、ペイドメディア、アーンドメディアがあります。

アーンドメディアとの違い

アーンドメディアのアーンド(earned)とは、信用や評判を獲得するという意味です。すなわち、消費者やユーザーが情報発信の起点となり、信用や評判を獲得するのがアーンドメディアです。代表的な媒体にブログやSNSがあります。

例えば、おしゃれな20代女性が自分のブログで、いろんなブランドの化粧品を使った感想を紹介しています。ユーザーの個人的な感想ではあるものの、その女性がインフルエンサーならブログをフォローしている人は、紹介された化粧品を購入したいと思うかもしれません。これぞ、まさしくアーンドメディアの効果です。

アーンドメディアは、コストをかけずに多くのユーザーに情報を拡散でき、信頼性が高まるのがメリットです。しかし、企業が情報の発信源でないため、情報をコントロールできないリスクがあります。

ペイドメディアとの違い

ペイドメディアのペイド(paid)とは、支払うという意味です。リスティング広告やバナー広告などのオンライン広告で、支払いを伴うメディアをペイドメディアといいます。
リスティング広告は、検索エンジンの検索結果の上部もしくは右部に表示されるテキスト広告で、ペイドメディアの代表格です。

自社名もしくは自社の商品・サービスを認知していないものの、興味や関心を持つ人に対し接点を作り、認知してもらえるのがメリットです。一方、運用には費用がかかりますが、テレビCMよりは安いため、多くの企業がペイドメディアを利用しています。

オウンドメディアの運用目的

オウンドメディアの運用目的

オウンドメディアを運用する目的は主に2つあります。

 サービスのイメージを顧客に印象付ける
 顧客と最初に接する機会を作る

オウンドメディアは、自社サービスや商品のイメージを顧客に印象付け、企業イメージを高めます。営業ツールとしても効果的で、最初に接する機会を作り、認知拡大を図ります。

サービスのイメージを印象付ける

きちんとしたオウンドメディアを持っていると会社の信頼だけでなく、サービスや商品のイメージもアップします。オウンドメディアに、専門性が高く読者の役に立つ記事を載せ続けると、読者が繰り返しサイトを訪れ、記事を読むようになります。記事を提供することで、会社のサービスに対するイメージが向上し、信用されるようになるのです。

サービスのイメージを印象付けるブランディングがオウンドメディアの目的の一つです。

顧客と最初に接する機会を作る

オウンドメディアは顧客と最初に接する機会を作るので、第一印象はとても大切です。

新しい取引先と名刺交換をする場面をイメージしてください。名刺交換した人は、どのような会社なのかをオウンドメディアで調べるはずです。例えば、公式ホームページに社長のメッセージ、企業理念や企業情報、地図などがきちんと掲載されていると、好印象を与えます。逆に問い合わせフォームがなかったり、電話番号が目立たなかったりすると悪印象になります。

見込み客も同様です。検索キーワードを入力して、めぼしい商品を見つけると、どんな会社が販売しているのか気になります。その際、最初に接触するのがオウンドメディアです。

オウンドメディアを運用するメリット

オウンドメディアを運用するメリット

オウンドメディアを運用するメリットは以下の3つです。

 顧客ロイヤリティを高められる
 広告費を抑えられる
 コンテンツが資産になる

オウンドメディアで情報を発信し続けると、顧客ロイヤリティを高めることにつながります。アクセス数が増えれば増えるほど、オウンドメディアを運営している会社や提供する商品・サービスについて知りたい人が出てくるため、広告費を抑えられます。信頼できるコンテンツは最終的に会社の資産となり、企業価値を高める結果につながるでしょう。

顧客ロイヤリティを高められる

顧客ロイヤリティのロイヤリティ(Loyalty)は忠誠心や愛着の意味で、顧客が会社自体や商品、サービス、ブランドに対して信頼や愛着を持っていることをいいます。オウンドメディアで情報を発信し続けると「役立つ情報を惜しげもなく提供してくれる会社は良い会社に違いない」という印象を与え、読者の顧客ロイヤリティは高まっていきます。

顧客ロイヤリティが高い読者ほど、値段が高くても購入してくれるため、価格競争に巻き込まれる心配はありません。さらに、継続的に商品を購入することで、リピート率を高めることができます。

広告費を抑えられる

例えば、日本茶をメインに取り扱う会社のオウンドメディアには、日本茶のおいしい入れ方、緑茶の効用、コーヒーや紅茶の話、お茶に合うおいしいスイーツ、お店情報、料理レシピ、読者コーナーなど日本茶に関するいろいろな内容の記事が掲載されています。記事の内容が豊富なので、検索エンジンから各記事への流入が増え、サイト全体へのアクセスを増やすことができます。

広告は自社のことを全く知らない人に対して認知してもらうものです。しかし、オウンドメディアは何度も訪問する読者に向けて情報提供すると、高い確率で購入してくれるため、広告費を抑えられます。

コンテンツが資産になる

良質な記事を大量に蓄積したオウンドメディアのコンテンツは、存在自体が会社の資産となります。アクセス数が増えることで、広告にお金をかけなくても自然流入が見込めるため、コツコツと運営を続けることで、会社に資産が貯まります。

オウンドメディアにはストック効果があり、過去の記事でも検索エンジンやSNSを使って読めるため、アクセス数は維持されます。お金をかけなくても、流入が見込めるコンテンツが、オウンドメディアに蓄積されるのです。

オウンドメディアを運用するデメリット

オウンドメディアを運用するデメリット

オウンドメディアを運用するデメリットは以下の3つです。

 すぐに効果は出ない
 高額な初期費用が発生する
 運用にコストがかかる

オウンドメディアを作っても、すぐに効果は出ません。さらに高額な初期費用が発生し、運用に毎月コストがかかります。

すぐに効果は出ない

オウンドメディアを作っても、すぐに効果は出ません。コンテンツを蓄積することが大切です。更新の頻度にもよりますが、半年から1年ぐらいかけて、コツコツ続けましょう。

効果が出ないからといって、途中で更新するのをやめるのは禁物です。社内で更新する担当者を置き、1日に1回更新するなどの目標を定めて続けましょう。

高額な初期費用が発生する

オウンドメディアを外注で制作する場合、専門業者に依頼すると30∼100万円ぐらいの制作費用がかかります。WEBコンサルティング付きだと100万円単位で請求される場合もあります。

初期費用には、コンテンツ制作費や年間のドメイン費用、月々のサーバー費用がかかります。また、ECサイトを作る場合は、さらにショッピングカートのシステム費用、デザイン費用などが必要です。商品の見栄えは売り上げに影響するため、プロのカメラマンによる撮影費用、更新費用なども必須でしょう。

運用にコストがかかる

運用コストは、毎月かかる費用です。WEB運用の参考価格は以下の通りです。あくまで参考価格のため、詳細は制作会社などにお問い合わせください。

サーバー代

月5,000∼150,000円

ドメイン代

月2,000∼8,000円

オリジナルEコマースサイト運営費

200万円~

メールマガジン運用システム

月1,000∼3,000円

CMS使用料

月数千円~数万円

リスティング広告

月10,000円∼

WEBコンサルタント費用

月30,000円~

オウンドメディアを立ち上げる手順

オウンドメディアを立ちあげる手順

オウンドメディアを立ち上げる手順は以下の流れです。

1. 目的を明確にする
サイトの目的を決めることが先決です。商品やサービスを売る、資料請求の窓口を作る、採用に生かす、会社のブランディングなど目的はさまざまあります。1つの目的に絞りこむことで、ブレないオウンドメディアを構築できます。

2. サイトのコンセプトを設計する
誰に、何を提供するサイトなのかを決めることがコンセプト設計です。より具体的に設計することが大切です。

3. コンテンツマップを作成する
ウェブサイトに入れたいコンテンツを書きだしたものをコンテンツマップといいます。大きなカテゴリに分け、どのようなコンテンツをぶら下げていくかを図で示しながら、イメージを固めていきます。

4. 必要な機能を検討する
コンテンツを更新する機能、SNSとの連携機能、会員登録機能、メルマガ自動配信機能など、オウンドメディアを拡散させたり、より魅力的なコンテンツにするために、必要な機能を検討します。

5. 制作方法を決定する
自社で制作するか、外部の専門業者に依頼するかを決めます。予算も時間もある場合は、一括して制作会社などにお任せする方法もあります。制作会社に任せる場合は、コミュニケーションを密にして、意図をきちんと伝えるのが大切です。

オウンドメディアを運用するコツ

オウンドメディアを運用するコツ

オウンドメディアを運用するコツは主に以下の3つです。

 定期的に更新する
コンテンツの更新ができていないと読者は興味をなくしてしまい、アクセス数が落ち、商品やサービスへの関心が薄れてしまいます。定期的に更新し、魅力的なコンテンツにすることがリピート率を増やすことにつながります。

 顧客ニーズに応えたコンテンツを配信する
オウンドメディアは自社の商品やサービスに興味・関心を持つ、見込み客をターゲットにしています。顧客のニーズに応えていないコンテンツだと興味は薄れ、読まなくなってしまいます。顧客ニーズに合ったコンテンツを配信しましょう。
 KPIを設定する
KPIとは、目標達成のために欠かせないもので、業績評価のための重要な指標のことです。オウンドメディアは短期間での結果を出すものではありません。毎月の目標となるPV数を決め、どのくらいの割合で記事を制作するかなど、半年から1年ぐらいの長期的なスパンで目標となる数字を設定することが大切です。

まとめ

オウンドメディアは自社が所有するメディアの総称です。見込み客に対して、顧客ニーズに応えた情報を提供することで、顧客ロイヤリティを高める働きなどを持っています。オウンドメディアのコンテンツ選び、制作に関する悩みは、WEBの専門家が解決してくれます。カッティングエッジ株式会社は、15年のWEBマーケティング経験で得たノウハウを提供するSEOコンサルティングです。鋭い槍(やり)のような研ぎ澄まされた感性で、WEB集客やWEB戦略をサポートします。オウンドメディアにお困りの方はご相談ください。

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