ブログ

404エラーとは?意味や表示原因の対処法について解説

投稿日:2025年2月7日 | 最終更新日:2025年3月2日

画面が急にシンプルなデザインになり、文字だけの表示に。誰もが何度かは経験したことがあるのでは無いでしょうか?「404」はHTTPのステータスコードひとつで、アクセスしたサーバー上にページのデータが存在しない場合に「404 Not Found」というメッセージがブラウザに表示されます。

404エラーはどのような際に表示されるのか、サイト運営をする側はどう対応すべきかについてご紹介します。

本記事では、404エラーがどのような場面で発生しやすいのか、サイト運営者がどう対応すべきかを中心に、2025年時点におけるSEOやコンテンツマーケティングの観点もあわせて解説します。

404エラーが出てしまう原因について


404エラーが表示される原因はさまざまですが、大きく分けると「URLの記述が間違っている」場合と、「過去に存在したURLが現在は存在しない」場合が代表的です。

・URLの記述が間違っている

そもそも存在しないURLを表示させようとすれば、404 Not Foundが表示されるのは当然のこと。人間が操作する以上ヒューマンエラーを完全に無くすことはできませんので、URLを直接入力しようとすればタイピングミスも起こりますし、コピー&ペースをミスすることもあり得ることです。

  • SNSやメールマガジンで告知したURLが誤っていた場合、後から修正が効かなくなるため要注意
  • 自社サイト内のグローバルナビやサイドバーに誤ったリンク設定をしてしまうと、ユーザーに悪印象を与える

簡単に修正できない状態で誤ったURLを表示してしまった場合には、メッセージ自体を取り下げる、もしくは誤ったURLから正しいURLへのリダイレクトの処理をかけるなどの対応も検討しましょう。

・過去に存在し、現在は存在しないURL

サイトのリニューアルやページ構成の変更により、URL・ディレクトリが変わってしまう場合があります。検索エンジンのインデックスや外部リンクに古いURLが残っていると、そこからアクセスしたユーザーは404エラーに遭遇してしまいます。

  • 後継ページがある場合: 旧URLへのアクセスを新URLにリダイレクト
  • 後継ページが存在しない場合: トップページなどへのリダイレクトも検討

ユーザーが求める情報を見つけられないまま離脱するのを防ぐためにも、リニューアル後はリンク切れの確認とリダイレクト設定をしっかり行うことが大切です。

もしもに備えて作るべき404のオリジナルデザイン


404エラーが表示されることは好ましくありませんが、「404 Not Found」自体がサーバーとユーザー間で“正しい形”でエラーを返している証拠でもあります。表示を無理に抑え込むよりも、ユーザーが混乱しないようにオリジナルデザインを用意しておくほうが好印象を与えられるケースも多いです。

特に、白背景に黒文字だけの味気ないエラー画面が突然出てくると、ユーザーは「不具合が起きているのでは?」と感じてしまいます。企業イメージを損なわないためにも、404エラーページのデザインを自社サイトのトーンに合わせて整えることを検討してみてください。

404エラーデザインの例

海外のサイトや日本のサイトでもオリジナルの404デザインを作成しているサイトは沢山存在しています。ここではちょっとユニークな404ページのデザインを10個ピックアップし見ていきましょう。

・日本郵便(https://www.post.japanpost.jp/)

日本郵便が404のデザインとして採用しているのは、配送先が見つからなかった場合に実際に押印される「あて所に尋ねあたりません」スタンプのデザインを応用したもの。現実で住所が見つからないのと同様に、WEB上の住所であるURLが見つからないことを上手く絡めて表現しています。

・ピクサーアニメーション(https://www.pixar.com/)

ピクサーは、映画「インサイド・ヘッド」に登場した喜怒哀楽のキャラクターのうち「カナシミ」をデザインに採用。情報が見つからないユーザーの心情にユーモアを交えながら寄り添う姿勢はエンターテインメントを生業としている企業だからこそのデザインと言えるでしょう。

・フェラーリ(https://www.ferrari.com/ja-JP/)

黒背景に白文字という実にシンプルなデザインですが、フェラーリのサイト全体のトーンと合致した高級感のあるデザイン。そして、「404」に使用されている文字フォントは、フェラーリの型番を表記する際につかわれているのと同じものを採用するなど細部にもこだわりを感じる画面です。

・NASAアメリカ航空宇宙局(https://www.nasa.gov/)

「あなたが探している宇宙の物質は、事象の地平面(地平線)を超えて消えてしまいました」ちょっとこのメッセージを見ただけでは何を言いたのかわかりづらいですが、理論上観測可能な最も遠い宇宙である「事象の地平面(地平線)」=光すら到達できない宇宙の果てよりも先に行ってしまったという高尚なギャグを込めるのは非常にNASAらしい404デザインです。

・スターウォーズ公式サイト(https://www.starwars.com/)

「404」の中央の「0」の部分を作品に登場する印象的なモチーフの一つ「デス・スター」に置き換えて表現。ファン心理を巧みにくすぐる演出が込められています。

・江崎グリコ(https://www.glico.com/)

グリコのパッケージでおなじみのランナーに目が行ってしまいがちですが、よくよく見ると「404」の「4」は定番の人気商品である「ポッキー」で出来ています。細かな部分に「わかる人にはわかる」というデザイン性を込めるのも、ユーザーを楽しませる仕掛けの一つです。

・メイベリンニューヨーク(https://www.maybelline.com/)

メイクアップ用品のブランドらしく、「404」のステータスコードはリップで描かれます。しかも、一度すべて数字で描画された後「0」の部分が消え、キスマークが表示される趣向を凝らしたアニメーションになっているのも面白みを感じるポイント。

・ZOZOTOWN(https://zozo.jp/)

ZOZTOWNの404エラーは、取扱商品の豊富さをそのまま体現しているデザインです。すべて取扱商品で構成されており「NOT FOUND」すべての文字のモチーフとなっている商品はクリックで購入が出来てしまいます。

・さっぽろテレビ塔(https://www.tv-tower.co.jp/)

ステータスコードに合わせてテレビ塔の時計の時刻が「4:04」になっている写真を採用。塔の大きな特徴でもある設置当時日本初だった「電光時計」を前面に押し出すデザインは秀逸です。

※当時はこの仕様でしたが、現在はTOPページへリダイレクトされます。

・ドン・キホーテ(https://www.donki.com/)

朝から晩まで営業している「ドン・キホーテ」のキャラクター「ドンペンくん」。「そんな、ドンペンくんだって休みたいときはあるんです」と言わんばかりの404デザイン。キャラクターを持つ企業は、404のデザインにキャラを盛り込むパターンも沢山。表示されるメッセージはシンプルでも代表的なキャラクターが登場するだけで、ユーザーにも悪印象を与えずらいという効果を発揮します。

オリジナル404ページに加えておきたい要素

404という正しいステータスをクローラーに認識させるというだけではなく、ユーザーに優しいページを作るという意味では、「ただページが存在しない」と伝えるだけではない要素を加えるというのもよりサイトとしての質を上げることにつながります。

  • トップページへのリンク
    ユーザーが迷わずサイト内を回遊できるように、メインへの導線は必ず用意しましょう。
  • おすすめ商品や関連記事へのリンク
    ECサイトやブログであれば、ユーザーが興味を失わないように関連情報への導線を設置するのも有効です。
  • カスタマーサポートやFAQページの案内
    「そもそも掲載されていない商品やサービスを探している」というユーザーへのサポートとして有用です。

一部のサイトでは、自動でトップページへリダイレクトする仕組み(0秒リダイレクト)を導入している場合があります。しかし、ユーザー視点では「何が起きたのか分からないまま強制的に別のページへ飛ばされる」ため、数秒程度の猶予を設けるなど配慮を行うのが望ましいでしょう。

気を付けたいソフト404


データが無ければ「404 Not Found」、データがきちんと存在し正常な場合には「200」というステータスコードが返されます。しかし、実際はサーバー上にデータが存在していないにも関わらずステータスコード「200」が返されてしまっている状態を、「ソフト404」と呼びます。

クローラー側はステータスコードを信用しているため、仮に「データが存在しない」ページなのにも関わらず、コードでは「存在する」ということになってしまうと、クローラーとしては判断に困る「ページの現状とステータスコードの不一致」という状況に陥るのです。

親切心が仇になるソフト404

ソフト404の原因というのはさまざまではありますが、起こりやすいケースで言えばアクセスするユーザーに対する親切心が生んでしまうことがあるのです。

ECサイトなどで「その商品は存在していません」という独自ページを用意して、HTTPステータスを「200」にしてしまうパターンが典型例です。ユーザーにはわかりやすいかもしれませんが、クローラーからすると

「ページが存在しないはずなのに、ステータス上は“存在する”ことになっている」

という矛盾が生まれ、ソフト404と認識されてしまいます。カスタムページを返す場合でも、ステータスコードは「404」を返すように設定しましょう。

.htaccessの設定ミスにも注意

任意の404デザインを表示させる際、.htaccessファイルに相対パスでエラー時のページを指定するのが一般的です。しかし、誤って絶対パスで指定してしまうなどの設定ミスにより、ソフト404を引き起こすケースがあります。カスタムページを導入する際は、ステータスコードの返却が正しく行われるかを必ずチェックしてください。

2025年の視点:404エラーとSEO・コンテンツマーケティング

2025年現在、ユーザー体験(UX)を重視したSEOやコンテンツマーケティングの重要性は、ますます高まっています。404エラー一つとっても、適切にカスタマイズされた404ページを用意することで、ユーザーの離脱や不信感を最小化し、サイト全体の評価を下げない工夫が可能です。

  • 検索エンジン評価への影響
    ソフト404を回避することは、サイトのクローラビリティを保つうえで非常に重要です。
  • ユーザーエンゲージメント
    404が出てもユーザーがサイト内で別のページを探したくなる導線を提供し、離脱率を下げる施策に繋げましょう。
  • ブランドイメージ向上
    オリジナルの404ページを作成し、ブランドの世界観やユーモアを表現すれば、エラー画面さえも広告・ファン化のきっかけにできます。

こうした一連の流れを整理するときにも、「5W1H」の視点を活用できます。

  • Why(なぜ)404が発生するのか?
  • Who(誰)がエラーを踏むのか?
  • What(何のページ)にアクセスできなかったのか?
  • How(どのように)ユーザーをサポートするか?

    …といった観点から情報を整理し、SEOやコンテンツ制作にも役立てるのが有効です。

404 Not Foundまとめ

404エラー自体はできるだけ発生しないようにするのが理想です。しかし、発生する可能性をゼロにすることは難しいため、404時のデザインやユーザー導線をあらかじめ整えておくことが重要です。

  • ページが存在しないなら「404」ステータスを正しく返す
  • 必要に応じてリダイレクトを設定し、エラーを最小限に抑える
  • 自社のブランドイメージに合ったエラーデザインを用意し、ユーザーを混乱させない工夫を

これらを実践するだけでも、ユーザーの離脱を防ぎ、サイトへの評価を高める効果が期待できます。2025年以降もSEOとユーザー体験はサイト運営の重要課題です。 ぜひこの機会に404エラーの対策を再点検してみてください。


メールマガジンのご案内

コンテンツマーケティング書籍販売中

PAGE TOP
ブログ読者特典を期間限定で配布中!
メールマガジン登録はコチラ
ブログ読者特典を期間限定で配布中!
メールマガジン登録はコチラ