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Webマーケティングとは?行う流れや求められるスキルなども詳しく解説

WEBマーケティングとは

投稿日:2022年4月2日 | 最終更新日:2023年6月13日

コロナ禍によるおうち時間によって、オンラインサービスがますます注目を浴びています。そんな時代だからこそ、力を入れたいのがWebマーケティング。大小問わず、多くの企業が取り組む課題です。

しかし、いざWebマーケティングに挑戦してみようとしても、具体的に何から着手したらいいのかがわからないという人や、そもそもWebマーケティングとは何かがわからないという人もいることでしょう。

この記事では、Webマーケティングに興味がある人や初心者に向けて、具体的なWebマーケティングの将来性ややり方を解説します。後半ではマーケティングに必要なツールと、実際の解析の流れも紹介するので、これから挑戦してみたいという方はぜひ参考にしてください。

Webマーケティングとは?

WEbマーケティングとは

Webマーケティングとは、インターネット上での販売アップのための取り組みです。

インターネットを介して顧客(ユーザー)を集客し、自社Webサイトの商品・サービスの販売促進に働きかけます。最終的な狙いは販売アップさせること。インターネットでの、この一連の施策をWebマーケティングと言います。

集客のためにどのようなインターネット広告・情報発信をしたらよいか。Webサイトを訪問してもらった後、実際にサービス購入してもらうためにはどのようなアプローチが必要なのかを、様々な角度でデータ解析します。その結果を元に、集客方法と自社サイトの内容を試行錯誤していくのです。

Webマーケティングが人気の理由

Webマーケティングが人気の理由

無数にある競合先の中から、自社Webサイトを選んで誘導しても、結果的に購入してもらわなくてはなりません。このためのWebマーケティングです。

顧客のニーズに応じた商品サービスであることはもちろんですが、サイト内の仕組みや広告も顧客の興味を引くための内容にする必要があります。

Webマーケティングの良いところは、インターネット上の顧客・ユーザーの流れを可視化できること。データ分析によって、さらなるニーズに応える商品開発に活かすこともできます。ここからは、Webマーケティングのメリットを解説していきましょう。

PDCAの速度が早いため

ビジネス用語で良く聞く「PDCAサイクル」とは、計画(Plan)・実行(Do)・評価(Check)・改善(Action)のプロセスを循環させること。

インターネットではこの実行から結果が出る速度が速いため、効果もわかりやすいというメリットがあります。

Webの場合では、どのユーザーにどのような広告手段でアプローチするかを計画し、実際の広告(SNSやブログ等)で実行。そしてその結果から得られたデータ(ユーザーアクセスや実際の購入)を評価し、改善していくという流れです。

数字で効果測定をすることができるため

PDCA上の評価がしやすいのもWebマーケティングのポイント。広告等の計画を実行後、自社Webサイトの顧客の流れが数値・データで知ることができます。

どの広告から流れてきたのか、クリック率や、どんなユーザーがどのページをどれくらいの時間見ていたか(滞在時間)、サイト内をどう遷移して購入ページへ至るのか・閲覧を辞めているのかがデータでわかります。数字で結果がわかる分、問題のある箇所も「見える化」しやすくなります。

低コストで施策を行うことができるため

お金をかけずともできるのがWebマーケティングの人気の理由の1つ。サイトのアクセス分析だけでも、ある程度の結果を望むことができます。

インターネット広告を出すお金がなくても、悲観することはありません。お金のかからないSNS戦略という手段があります。

近年、SNS社会によって情報の拡散も早く、SNSによって潜在的な顧客が生まれるようになって来ました。「SNS投稿を見て商品に興味を持った」という、そんな潜在的な顧客にアプローチできるのもWebマーケティングあってこそです。

Webマーケティングの将来性はどうなの?

WEBマーケティングの将来性

コロナ禍による通販需要の増加の他、過疎地域や高齢者の間でもネットショッピングのニーズは高まっています。スマートフォンの普及により通販がより手軽になり、これからもネットショッピングの市場が拡大していくことは間違いありません。

その中で、自社サイトを選んでもらうためのWebマーケティングは、今後もますます注目されていくことでしょう。ここでは、Webマーケティングの将来性について、インターネット広告市場とWebマーケターの求人状況を解説します。

インターネットの広告市場から分析

テレビCMを使った広告費はここ数年横ばいですが、インターネット広告費用は年々増加し2兆円規模に。2019年にはテレビ広告費を越え、デジタル社会の進化を証明しています。

中でも、youtubeやTikTok等の動画のニーズによって、動画広告が急増中です。電通グループの「日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」によると、ビデオ(動画)広告は2019年は3,184億円、2020年は3,862億円、2021年は5,128億円と、着実に伸びているようです。

それに伴って、時流に合わせたインターネット広告を制作・運用できる人材のニーズも高まっていくことでしょう。

引用:2019~2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析

https://www.dentsu.co.jp/news/release/2020/0317-010029.html
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2021/0310-010348.html
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2022/0309-010503.html

Webマーケターの求人状況から分析

あらゆる業界がインターネット参入し、Webマーケティングに力を入れている時代。Webマーケターのニーズも高まっています。

SNSやTikTok、youtube動画など、新しい業界だけにWebマーケティング未経験者でもチャレンジしやすい業界。Webマーケティングスクールもあり、オンライン受講できることから、ダブルスクールや働きながら学び、転職を目指す人も増えているようです。

Webマーケターに求められているのは、常に最新のトレンドを追い続け、スキル・知識を磨き続ける向上心。次々と生まれては消えていくネットトレンドを食らいつき、勉強し続ける人材が求められています。

AIで代用できる業種?

今後、AI時代の到来によって、人間の仕事が自動化され多くの職業が無くなっていくと予想されています。WebマーケターはAIで代用ができる業種なのか、将来性はあるのかが気になるところでしょう。

実際、Webマーケティングの専用ソフトも誕生し、データ解析の一部自動化が進んでいます。しかし、Webマーケティング業務を完全にAIが代用できるかといえば違います。

トレンドを生むのは、サービスを消費する人間。その人間の購買心理を追うのが、Webマーケターという仕事です。

Webマーケティングに求められるスキル

Webマーケティング スキル

「データを解析して販売アップ」と、Webマーケティングは一言で言えば簡単ですが、中身は相当に深い世界です。

未経験からWebマーケティングを勉強したい人、これからWebマーケターという専門職を目指したい人に向けて、具体的にどのようなスキルが求められているのかを解説します。

予測力(想像力)

データだけでは見えてこない情報もあります。Webマーケティングには、数値や傾向、トレンドから、ユーザー心理を予測・想像する能力も必要です。

また、消費者の心を引く仕掛けを生み出すため、クリエイティブ面でも感性を尖らせておく必要があります。

データ解析スキル

大きなサイトになるほど得られる情報も大容量です。良質かつ必要な情報だけをピックアップし、あらゆる角度から見極める解析スキルも重要となります。

今ではデータ解析を効率良くサポートする有料の専用ソフトも増えてきましたが、まだまだ人間が解析する部分は大きいです。

コストを抑えたい個人・企業では、無料解析ツールを複数組み合わせてのデータ解析となります。

HTML、CSSなど基礎的なプログラミング言語

解析したデータを元にWebサイトを改善する際、重宝されるのがHTML・CSSなど基礎的なプログラミング言語のスキルです。

新しいページ制作・修正の際、Webプログラミングの知識を持っていると、デザイナーやコーディング担当者とも意見交換がしやすくなり、仕事がスムーズになります。

コミュニケーション能力

Webマーケターはデータを解析するだけが仕事ではありません。クライアントの意向をヒアリングし、提案するのも業務の1つ。コミュニケーション能力が必要です。

改善策を提案しても、相手に魅力ある施策と感じてもらわなければ実行に移せません。相手の希望に沿いつつ改善方法を提案するためには、コミュニケーション能力も磨かなければなりません。

Webマーケティングは独学でも学べるの?

Webマーケティング 独学

個人サイトの運営のためにまずは独学で、できる範囲でWebマーケティングを実践したいという人も多いことでしょう。実際、Webマーケティングを独学で学び、ブログ運営や個人サイトに活かしている人も多くいます。

初心者向けのWeb解説サイトや、書籍も多く出ているため、自分のレベルに合わせてスタートしましょう。

未経験から学べるWebマーケティングの専門スクールも増えており、通学だけでなく、オンライン授業も受けることができます。

Webマーケティングの施策一覧

Webマーケティング 施策

では、Webマーケティングは実際どのような施策をするのでしょうか。よく耳にするSEO対策の他、インターネット広告にも様々な種類のものがあり、それらを組み合わせた総合がWebマーケティングです。

ここからは、Webマーケティングでよく行う施策について紹介します。

SEO対策

無料でもできるWebマーケティングの1つがSEO対策(Search Engine Optimization)です。

検索エンジン最適化とも呼ばれるこの方法は、お金をかけずにできる代表格。検索エンジンで上位表示されやすいインターネットサイトやページを作っていきます。

自社サイトへの集客には、「自然流入」と「インターネット広告からの流入」の2つがあり、SEO対策は自然流入に当たります。

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、インターネット業界に限らず、現代のマーケティングのメインとなるもの。

自社サイトでの運営以外にも、SNSやメールマガジンの活用、セミナー(リアル・Web)や無料冊子など、様々な媒体を使います。これによって「ユーザーが興味のあるコンテンツ(情報)」を「ユーザーが求めるタイミング」で情報提供します。

様々な媒体を使うことで潜在的な顧客を育成し、結果的に購買意欲に結びつけるマーケティング手法です。

参考記事:コンテンツマーケティングとは?メリット・デメリットや立ち上げの手順を解説

リスティング広告

リスティング広告は、インターネット広告の1つ。GoogleやYahooなどで検索した際、上位表示される結果の中に「広告」の記載のあるものに見覚えはありませんか?

リスティング広告とは、ある特定のキーワードを検索した時に対して、お金を払って上位表示させる広告です。検索上位に出てくることで集客率を高めています。お金を払えばすぐに表示されるため、即効性がある方法です。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告欄に掲載されるもの。バナー広告とも呼ばれています。

理由は、バナー表示が多いため。画像バナーの他、動画バナーも増えてきました。ディスプレイ広告は、厳密には画像の他、テキストのみの広告もあります。

SNS対策

Webマーケティングで、SEO対策と合わせて重視されているのがSNSマーケティングです。SEOで検索エンジンの対策をしていても、検索エンジン側がアルゴリズムをアップデートした時に一気に検索順位が下がってしまうことがあります。

SNSはユーザー同士がシェアをすることによって情報が拡散され、通常のインターネット広告よりもユーザーから受け入れられやすいのもポイント。SNSでバズることでメディアで取り上げられ、さらに注目されるという効果も期待されます。

また、より多くのユーザーからシェア・いいねを獲得することで、ブランドとして認識されやすくなります。

SNS広告

SNS広告はインターネット広告の1つです。インターネット上のサイトではなく、SNS上で広告を配信します。日本で利用者が多いSNS広告として、Twitter・LINE・Instagram・Facebook・TikTok等の広告が挙げられます。

SNS広告のポイントは、そのユーザーの登録情報(年齢・性別・居住地域・履歴)を利用して広告が表示されること。その分、ターゲットを絞った効果的なリーチが期待されます。

Webマーケティングに必要なツール

Webマーケティング ツール

Webマーケティングは前述の施策を複数組み合わせて行うのがセオリーです。では、マーケティングに必要なデータはどのように集めるのでしょうか。

ここからは、Webマーケティングを行うに当たって、活用することの多いツールを紹介します。

サイト内でのユーザーの動きを調査できるツール

集客によって自社サイトにユーザーが流入しても、サイト内に問題があれば興味を失って離脱してしまいます。だからこそ、自社のWebサイトにアクセスしたユーザーが、どのような動きをしているかを調査し、ユーザーにとって有益なサイトに変えていく必要があるのです。

ここでは、ユーザーの動きを調査するためのツールを紹介します。自社サイトだけでなく、他社サイトの情報を知ることができるツールもあり、競合先の情報から自社サイトの改善を図ることも可能です。

Google Analytics

Googleが提供するアクセス解析ツール。無料で使えるため、SEO対策はまずはこれからと言えるほどのアクセス解析の決定版です。

自社サイトにアクセスするユーザーが、どこから流入してどんな動きをしているのか、どのページで離脱するのかまでチェックできます。ユーザーがサイト内のどこにニーズを感じているのかを洗い出すことができるツールです。

ヒートマップ

ヒートマップとは、インターネットサイト上のユーザーの動きを、サーモグラフィのように可視化するツール。色とグラデーションでわかりやすく表示します。

ヒートマップは視覚化したい情報によって種類が異なるので、目的に応じて選びましょう。

ページ内でスクロールしないで見ている時間が長い場所を知る「スクロールヒートマップ」や、マウスの動き、ユーザーがよくクリックする場所を調査する「クリックヒートマップ」などがあります。

サイトの問題点を調査できるツール

自社サイトがユーザーニーズに適していなければ、ユーザーは閲覧を辞めてしまいます。自社サイト・ページの問題点を洗い出すことも内部SEOとして重要です。

自社Webサイトの問題点を調査できるツールで解析し、サイト改善に活かしましょう。ここではそのツールの1つ、Search Consoleを紹介します。

Search Console

Search Console(Google サーチコンソール)は、検索エンジンGoogleが提供する検索順位チェックツールです。

Google検索での自社サイトの検索順位の他、クリック率やSEO上問題のある箇所もピックアップしてくれます。

万が一、Googleからペナルティを受けた場合も、改善後にSearch Consoleを通してペナルティ解除を申請できるスムーズさも魅力です。

各種ツールやタグを管理できるツール

出稿したインターネット広告や、自社サイトの規模が大きくなるほど、その管理も煩雑になります。管理ツールは、多くのサイト・広告運用の際の効率化に欠かせないツールです。

タグマネージャー

サイト内のユーザーの流れを知るためには、各ページに解析用のタグを設置します。タグマネージャーは、このタグを一元管理するためのツールです。

ページ数の少ない小規模サイトを1~2つ運営しているだけであれば問題ありませんが、大規模サイトや多数のサイト運営になるほど、タグが無数に増えて管理が難しくなっていきます。

出稿しているインターネット広告数が多い場合も同様です。これらのタグを一元管理することで効率的な管理が可能となります。

ABテストツール

ABテストとは、サイトやページをAパターン・Bパターンで用意して出し分け、どちらがユーザーのクリック率やコンバージョン率が高いかを比較する方法。ユーザーに最適化したサイト構成を目指すことができます。

ABテストツールには、無料で使えるGoogleオプティマイズの他、さらに高機能な有料ツール「KAIZEN PLATFORM」や大手企業にも人気の「Optimizely」があります。

Googleオプティマイズ

Googleオプティマイズは、検索エンジン大手Googleが提供する無料ツールです。前述のGoogle Analyticsと組み合わせて使用することで、調査結果をチェックできます。

無料版のGoogleオプティマイズの注意点は、同時テスト数は5個まで等の機能制限があること。有料版のオプティマイズ360は制限が解除され、大規模サイトや複数なテストにも対応しています。

Webマーケティングを行う流れ

Webマーケティング 流れ

Webマーケティングのステップは、戦略を立て、施策・調査・改善を繰り返します。ここからは実際のWebマーケティングが、どのような流れで行われるかを解説していきましょう。

ターゲットとコンバージョンを設定する

Webマーケティングの基礎はターゲット戦略と言われるほど、ターゲッティングは重要。自社の商品・サービスをどんなユーザーに売り込みたいのかを洗い出します。

コンバージョンとは、英語で「転換」を意味します。Webマーケティングでは、いわゆる「成果」を示します。商品購入の他、資料請求・問い合わせ・会員登録、たくさんの人に閲覧してもらうなど、サイトの目的によって目指すコンバージョンも異なります。

参考記事:カスタマジャーニーとは?意味や作成方法をわかりやすく解説

競合を調査する

たくさんのWebサイトの中から自社サイトを選んでもらうためには、競合より有益だと感じてもらわなければなりません。あるキーワード検索で上位表示を狙うのであれば、上位表示されている競合先を知ることで、自社サイトの改善に活かすことができます。

また、競合先を調査することによって、これまで見えてこなかったユーザーの傾向や好みを知ることにも繋がります。

コンバージョンまでの道筋を考える

自社Webサイトでのコンバージョン(成果)を決定したら、サイトにアクセスしたユーザーがコンバージョンするまでの道筋を検討します。

流入したユーザーを、資料請求するユーザーへと転換(conversion)するにはどうしたらよいか。さらに、そのユーザーを購入検討に転換させるためには、どんな情報提供が必要か。そこから最終的に顧客に転換させるには…というポイントを、段階的に設定していきます。

参考記事:CVRとは?コンバージョン率の意味と改善方法について解説

その際に明らかになった弱みを改善する方法を考える

競合先の調査も重要ですが、自社サイトが本当にユーザーニーズに沿っているかを再検討することも忘れてはなりません。強みだと思っていた商品は、実は時代に合っていないこともあります。

マーケティング戦略の立案

自社・競合の情報を分析し、マーケティングフレームワークを活用しながら方向性を決めましょう。代表的なフレームワークには、SWOT分析・3C分析などがあります。

戦略立案の重要ポイントは「誰に」「どんな」アクションしてもらうかという意識です。

施策開始

戦略に基づいて、様々な施策を開始します。インターネット広告の出稿、SEOの運営、SNS対策などを実施していきます。

施策の効果がチェックできるように、アクセス解析ツールを準備しておきましょう。

結果から改善点を調査する

施策を開始後、アクセス解析で結果をチェックしていきます。代表的な無料解析ツールGoogle Analyticsでは、以下の情報をデータ・数値で知ることができます。

  • 訪問数(セッション)
  • どこから流入したか
  • ページビュー
  • 回避率
  • 直帰率

データから、自社サイトの強み・問題点が浮き彫りになります。強みはそのまま活かし、アクセスが少ない・直帰率の高いページは改善点として、仮説を立てながら検討していきます。

アクセス解析のデータは、一通りチェックして終わりではありません。データをダウンロードし、グラフ化するなど、細かい調査・分析することで、これまで見えなかったものが見えてくる可能性もあります。

この作業を効率化させるために、各解析ツールやエクセル等のソフトウェアの操作を身につけておくと良いでしょう。

施策を改善し、さらなる施策を開始

一度の施策で目標達成できるわけではありません。データ分析から改善のための新たな施策を打ち出し、スタートします。

施策後は、Google AnalyticsやSearch Console、表示スピードをチェックするツールも活用し、以下の分析・改善を進めていきましょう。

  • サイトに訪れたユーザーがどのようなキーワードで検索しているか
  • パソコン・スマホのどちらでアクセスしているか
  • エラーが表示されるページがないか
  • 表示スピードの遅いページはないか
  • 外部のどこからリンクされているか
  • 自社サイト内にリンク切れがないか

表示スピードが遅いサイトやリンク切れが目立つ場合は、ユーザーが離れていくリスクが高まります。ツールを使って問題個所を洗い出し、改善していきましょう。Googleが提供するPageSpeed Insightやリンクチェッカーなど、無料ツールも多くあります。

まとめ

Webマーケティングは、より多くのユーザーに自社のサービス・商品を購入してもらうことが最終目標です。

施策として、自社サイトの課題を見直すことや競合先の調査分析、広告など、様々な手法があります。自社Webサイトの目標と予算に応じて取り入れましょう。施策後のデータ分析からの改善も重要です。漫然とデータの上がり下がりを見るのではなく、具体的な中間目標を設定し、スケジュールを立てて取り組むことをおすすめします。

また、ユーザーの傾向は時代・トレンドとともに変化していくもの。常にアンテナを貼り続け、ユーザーの変化を見逃さないようにしましょう。

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