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Webマーケティングとは?行う流れや求められるスキルなども詳しく解説

WEBマーケティングとは

投稿日:2025年2月26日 | 最終更新日:2025年3月2日

コロナ禍以降、在宅時間が増えたことでオンラインサービスがさらに普及し、企業のデジタルシフトが加速しています。そんな時代だからこそ、多くの企業が取り組みたいのがWebマーケティング。業種・規模を問わず、もはや欠かせない存在となりました。

しかし実際にWebマーケティングを始めようとしても、「具体的に何から手をつけるのか分からない」という方も多いでしょう。そもそもWebマーケティングとは何なのか? 将来性はあるのか? どんなスキルが求められるのか? こうした疑問に答えるべく、本記事では以下を中心に解説します。

  • Webマーケティングの基本概念や人気の理由
  • 2025年現在における将来性や業界動向
  • 必要とされるスキル
  • 主な施策とツールの紹介
  • 実際の施策の流れ

Webマーケティング初心者の方や、これから挑戦してみたい方はぜひ参考にしてみてください。

Webマーケティングとは?

WEbマーケティングとは


Webマーケティングとは、インターネット上で集客し、商品やサービスの売上を向上させるための一連の取り組みを指します。具体的には、

  • ユーザーを自社サイトに誘導する(集客)
  • ユーザーに興味を持ってもらう(エンゲージメント)
  • 実際に購入・資料請求などのコンバージョンにつなげる(成約)

といった流れを、多角的にデータ解析しながら最適化していくのがWebマーケティングの特徴です。

近年、SNSや動画プラットフォームの普及、検索アルゴリズムの高度化など、デジタル領域はめまぐるしく変化しています。そのため、Webマーケティングでは、ユーザーの行動データAIの活用などを取り入れながら、施策をアップデートしていくことが不可欠です。

集客のためにどのようなインターネット広告・情報発信をしたらよいか。Webサイトを訪問してもらった後、実際にサービス購入してもらうためにはどのようなアプローチが必要なのかを、様々な角度でデータ解析します。その結果を元に、集客方法と自社サイトの内容を試行錯誤していくのです。

Webマーケティングが人気の理由

Webマーケティングが人気の理由

無数にある競合先の中から、自社Webサイトを選んで誘導しても、結果的に購入してもらわなくてはなりません。このためのWebマーケティングです。

顧客のニーズに応じた商品・サービスを提供するには、ユーザーに興味を持ってもらい、実際に購入などの行動を起こしてもらうための仕組み作りが必要です。

Webマーケティングの良いところは、インターネット上の顧客・ユーザーの流れを可視化できること。データ分析によって、さらなるニーズに応える商品開発に活かすこともできます。ここからは、Webマーケティングのメリットを解説していきましょう。

PDCAの速度が早いため

ビジネスの基本といわれるPDCAサイクル(Plan・Do・Check・Action)を短期間で回しやすいのは、Webマーケティング最大の利点の一つです。

インターネット上のキャンペーンは、実施から結果が出るまでのスピードが速いため、改善案を素早くテストしては修正を加えることができます。

Webの場合では、どのユーザーにどのような広告手段でアプローチするかを計画し、実際の広告(SNSやブログ等)で実行。そしてその結果から得られたデータ(ユーザーアクセスや実際の購入)を評価し、改善していくという流れです。

数字で効果測定をすることができるため

Web広告やSNS投稿などが引き金となって、どれだけのユーザーが自社サイトを訪れどのページで離脱しているのかなどをデータで把握できるのもWebマーケティングの強みです。

数字で効果を測定できるため、投資対効果(ROI)を正確に評価しやすい点が人気の理由です。

どの広告から流れてきたのか、クリック率や、どんなユーザーがどのページをどれくらいの時間見ていたか(滞在時間)、サイト内をどう遷移して購入ページへ至るのか・閲覧を辞めているのかがデータでわかります。数字で結果がわかる分、問題のある箇所も「見える化」しやすくなります。

低コストで施策を行うことができるため

一部の大規模キャンペーンを除けば、Webマーケティングの施策は比較的低コストで実行できます。SNS活用や自社サイトのSEO対策は、広告費をかけずに行える場合も多く、スタートアップや中小企業でも気軽に導入しやすいです。

インターネット広告を出すお金がなくても、悲観することはありません。お金のかからないSNS戦略という手段があります。

近年、SNS社会によって情報の拡散も早く、SNSによって潜在的な顧客が生まれるようになって来ました。「SNS投稿を見て商品に興味を持った」という、そんな潜在的な顧客にアプローチできるのもWebマーケティングあってこそです。

Webマーケティングの将来性はどうなの?

WEBマーケティングの将来性


スマートフォンの普及により、誰もがネットショッピングやオンラインサービスを利用する時代になりました。さらにコロナ禍を経て、オンラインサービスの需要はさらに拡大し続けています。

その中で、自社商品やサービスを多くのユーザーに選んでもらうためのWebマーケティングは、今後も衰えることなく需要が高まると考えられます。ここでは、主に広告市場と求人市場の観点から将来性を見てみましょう。

インターネットの広告市場から分析

テレビCMを中心とするマスメディア広告費が横ばいである一方、インターネット広告費は年々増加し、2025年にはさらに拡大すると予想されています。YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームの利用が急増しており、動画広告市場も著しく伸びています。

こうした背景から、デジタル広告の取り扱いスキル動画マーケティングに強い人材の価値が引き続き高まるでしょう。

引用:2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析

https://www.dentsu.co.jp/news/release/2024/0312-010700.html

Webマーケターの求人状況から分析

あらゆる業界でデジタル化が進む今、Webマーケターの求人ニーズは拡大しています。SNSや動画プラットフォームなど、比較的新しいメディアでもチャンスが広がっており、未経験者でも学びながらキャリアアップを目指せる環境があります。

加えて、ベネッセが運営している「UDEMY」を始めとしたオンライン完結型の学習リソースが充実し、働きながらスキルアップする人が増えているのも特徴です。

Webマーケターに求められているのは、常に最新のトレンドを追い続け、スキル・知識を磨き続ける向上心。次々と生まれては消えていくネットトレンドを食らいつき、勉強し続ける人材が求められています。

AIで代用できる業種?

2025年の現在、生成AIやデータ解析ツールの進化が目覚ましく、Webマーケティングの一部工程は自動化が進んでいます。しかし、完全に人間の仕事が代替されるわけではなく、人間ならではの創造性やユーザー心理の洞察が必要とされる領域は大きいです。

実際、Webマーケティングの専用ソフトも誕生し、データ解析の一部自動化が進んでいます。しかし、Webマーケティング業務を完全にAIが代用できるかといえば違います。

トレンドを生むのは、サービスを消費する人間。その人間の購買心理を追うのが、Webマーケターという仕事です。

AIが解析したデータをもとに、どのようなクリエイティブ施策ブランドコミュニケーションを行うかはマーケターの腕次第。トレンドを先取りし、人間の感性を活かす力が重要視される業種であるといえます。

Webマーケティングに求められるスキル

Webマーケティング スキル

「データを解析して販売アップ」と、Webマーケティングは一言で言えば簡単ですが、中身は相当に深い世界です。

未経験からWebマーケティングを勉強したい人、これからWebマーケターという専門職を目指したい人に向けて、具体的にどのようなスキルが求められているのかを解説します。

予測力(想像力)

数字やトレンドから得られる結果だけでは、不十分なケースがあります。ユーザー心理や時流の先を読むためには、データに現れない部分を想像できる力が必要です。

斬新なアイデアやクリエイティブな発想で、競合とは違う価値を打ち出す力が、Webマーケティングの成果に直結します。
消費者の心を引く仕掛けを生み出すため、クリエイティブ面でも感性を尖らせておく必要があります。

データ解析スキル

アクセス解析ツールや広告管理ツールを使いこなし、大量のデータから必要な情報を的確に抽出する能力が求められます。GA4(Googleアナリティクス4)などの新しいツールにも柔軟に対応できるよう、継続的な学習が欠かせません。

今ではデータ解析を効率良くサポートする有料の専用ソフトも増えてきましたが、まだまだ人間が解析する部分は大きいです。コストを抑えたい個人・企業では、無料解析ツールを複数組み合わせてのデータ解析となります。

HTML、CSSなど基礎的なプログラミング言語

解析したデータを元にWebサイトを改善する際、重宝されるのがHTML・CSSなど基礎的なプログラミング言語のスキルです。データをもとに改善する際、簡単な修正であれば自分で対応できるスキルがあると非常に便利です。HTML・CSSなどの基礎知識があると、デザイナーやエンジニアとスムーズに連携できます。

新しいページ制作・修正の際、Webプログラミングの知識を持っていると、デザイナーやコーディング担当者とも意見交換がしやすくなり、仕事がスムーズになります。

コミュニケーション能力

Webマーケターはデータを解析するだけが仕事ではありません。クライアントの意向をヒアリングし、提案するのも業務の1つ。コミュニケーション能力が必要です。

改善策を提案しても、相手に魅力ある施策と感じてもらわなければ実行に移せません。相手の希望に沿いつつ改善方法を提案するためには、コミュニケーション能力も磨かなければなりません。Webマーケターの仕事は、「数字と向き合う」だけでなく「人を動かす」ことでもあります

Webマーケティングは独学でも学べるの?

Webマーケティング 独学


Webマーケティングの入門書や解説サイトは数多くあり、個人ブログの運営やSNSアカウントを使って実践しながら学ぶことも可能です。独学が難しく感じる場合は、オンラインスクール専門スクールに通う選択肢も増えています。未経験からWebマーケターを目指す人が増えているため、働きながら学べる環境が整備されているのも特徴です。

UDEMY(ユーデミー)というオンライン講座のプラットフォームもありますので、安価にWEBマーケティング全般を学ぶことはできます。毎月セールを開催しますので、その時に気になる講座を検討してみましょう。

Webマーケティングの施策一覧

Webマーケティング 施策

Webマーケティングでは、一つの手法だけに頼らず、複数の施策を組み合わせるのが一般的です。ここでは代表的な施策を紹介します。ここからは、Webマーケティングでよく行う施策について紹介します。

SEO対策

検索エンジン最適化(SEO)は、低コストで検索上位を目指す基本的な手法です。
ユーザーが検索するキーワードに対して、有益で信頼性の高い情報を提供し、検索結果からの自然流入を増やします。

参考:リライトとは?意味やSEO効果をわかりやすく解説

自社サイトへの集客には、「自然流入」と「インターネット広告からの流入」の2つがあり、SEO対策は自然流入に当たります。

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングは、ユーザーが欲しいタイミングで、有益な情報を複数の媒体を通じて届けることで、潜在顧客を育成し、購買意欲を高める手法です。

SNSやメールマガジン、セミナーや動画配信など、さまざまなチャネルを活用します。

様々な媒体を使うことで潜在的な顧客を育成し、結果的に購買意欲に結びつけるマーケティング手法です。

参考記事:コンテンツマーケティングとは?メリット・デメリットや立ち上げの手順を解説

リスティング広告

リスティング広告は、インターネット広告の1つ。GoogleやYahooなどで検索した際、上位表示される結果の中に「広告」の記載のあるものに見覚えはありませんか?

GoogleやYahoo! などの検索エンジンで、特定のキーワード検索時に上位表示される広告がリスティング広告です。即効性がある一方、クリック課金制のため、キーワード次第で広告費が高騰するケースもあります。

お金を払えばすぐに表示されるため、即効性がある方法です。

ディスプレイ広告

Webサイトやアプリの広告枠に画像や動画、テキスト広告を表示するのがディスプレイ広告です。バナー広告とも呼ばれることが多く、視覚的に訴求できるのが特徴。リスティング広告と併用する企業も少なくありません。

理由は、バナー表示が多いため。画像バナーの他、動画バナーも増えてきました。ディスプレイ広告は、厳密には画像の他、テキストのみの広告もあります。

SNS対策

SNSでの拡散力を活かし、直接ユーザーの目に触れる機会を増やす施策です。SEOだけではカバーしきれない層へアプローチできるため、検索アルゴリズムの変動リスクを補う意味でも重要視されています。

SNSはユーザー同士がシェアをすることによって情報が拡散され、通常のインターネット広告よりもユーザーから受け入れられやすいのもポイント。SNSでバズることでメディアで取り上げられ、さらに注目されるという効果も期待されます。

また、より多くのユーザーからシェア・いいねを獲得することで、ブランドとして認識されやすくなります。

SNS広告

XやInstagram、Facebook、TikTokなどで配信される広告です。ユーザーの年齢・性別・地域・興味関心などのデータをもとに配信先を絞り込めるため、ターゲットをピンポイントで狙えるのが魅力です。

Webマーケティングに必要なツール

Webマーケティング ツール


Webマーケティングでは、複数のツールを組み合わせてサイトを分析し、改善を続けるのが一般的です。ここでは代表的なツールを紹介します。

サイト内でのユーザーの動きを調査できるツール

集客によって自社サイトにユーザーが流入しても、サイト内に問題があれば興味を失って離脱してしまいます。だからこそ、自社のWebサイトにアクセスしたユーザーが、どのような動きをしているかを調査し、ユーザーにとって有益なサイトに変えていく必要があるのです。

ここでは、ユーザーの動きを調査するためのツールを紹介します。自社サイトだけでなく、他社サイトの情報を知ることができるツールもあり、競合先の情報から自社サイトの改善を図ることも可能です。

Googleアナリティクス4(GA4)

Googleアナリティクス4(GA4)Googleが提供する無料のアクセス解析ツール。サイトへの流入経路やユーザー行動を可視化できます。2023年以降は従来のユニバーサルアナリティクスからの移行が進み、GA4対応が必須となりました。

自社サイトにアクセスするユーザーが、どこから流入してどんな動きをしているのか、どのページで離脱するのかまでチェックできます。ユーザーがサイト内のどこにニーズを感じているのかを洗い出すことができるツールです。

Microsoft Clarity (マイクロソフトクラリティ)

Microsoft Clarityは、無料で使えるヒートマップ・セッションリプレイツールです。サイト上のユーザー行動を可視化し、クリック、スクロール、滞在時間などを把握できます。

ヒートマップとは、インターネットサイト上のユーザーの動きを、サーモグラフィのように可視化するツール。色とグラデーションでわかりやすく表示します。ヒートマップは視覚化したい情報によって種類が異なるので、目的に応じて選びましょう。

ページ内でスクロールしないで見ている時間が長い場所を知る「スクロールヒートマップ」や、マウスの動き、ユーザーがよくクリックする場所を調査する「クリックヒートマップ」などがあります。

  • ヒートマップ:サーモグラフィのように、ページ内でユーザーが最も注目した範囲を色分け表示
  • セッションリプレイ:ユーザーがサイト上で行った操作(クリックやスクロール)を録画のように再生可能
  • データの制限が緩やか:ある程度のボリュームでも無料で解析し続けられる

なお、Microsoft ClarityはABテスト機能を直接備えているわけではありませんが、UI/UXの課題発見や改善施策のヒントを得るのに大いに役立ちます。

ABテストツールと併用することで、より効果的な施策を立案・検証できるでしょう。

サイトの問題点を調査できるツール

自社サイトがユーザーニーズに適していなければ、ユーザーは閲覧を辞めてしまいます。自社サイト・ページの問題点を洗い出すことも内部SEOとして重要です。

自社Webサイトの問題点を調査できるツールで解析し、サイト改善に活かしましょう。ここではそのツールの1つ、Search Consoleを紹介します。

Search Console

Search Console(サーチコンソール)Google検索結果のデータやサイトの問題点をレポートしてくれます。SEO対策やエラー修正の際には必須です。

万が一、Googleから被リンクのペナルティを受けた場合も、改善後にSearch Consoleを通してペナルティ解除を申請できるスムーズさも魅力です。

各種ツールやタグを管理できるツール

出稿したインターネット広告や、自社サイトの規模が大きくなるほど、その管理も煩雑になります。管理ツールは、多くのサイト・広告運用の際の効率化に欠かせないツールです。

Googleタグマネージャー

Googleタグマネージャー複数のタグ(計測タグや広告タグ)を一元的に管理できるサービス。大規模サイトや広告出稿の多い企業には欠かせません。

ページ数の少ない小規模サイトを1~2つ運営しているだけであれば問題ありませんが、大規模サイトや多数のサイト運営になるほど、タグが無数に増えて管理が難しくなっていきます。

出稿しているインターネット広告数が多い場合も同様です。これらのタグを一元管理することで効率的な管理が可能となります。

ABテストツール

Googleオプティマイズ終了に伴い、ABテストツールを探している場合は、VWO、Kameleoon、AB Tasty、Omniconvertなどのサービスを検討することができます。

ABテストとは、サイトやページをAパターン・Bパターンで用意して出し分け、どちらがユーザーのクリック率やコンバージョン率が高いかを比較する方法。ユーザーに最適化したサイト構成を目指すことができます。

さらに高機能な有料ツール「KAIZEN PLATFORM」や大手企業にも人気の「Optimizely」があります。

先ほど解説しておりますが、Microsoft ClarityはABテスト機能を直接備えていませんが、上記ABテストに近いことができますし、無料で導入できますので、まずはこちらを検討してみるのが良いかと思います。 

Webマーケティングを行う流れ

Webマーケティング 流れ

Webマーケティングは、戦略(Plan) → 施策(Do) → 分析(Check) → 改善(Action) のサイクルを繰り返すのが基本です。以下、一般的な流れを見てみましょう。

ターゲットとコンバージョンを設定する

まずは「どんなユーザーに対して、何をしてもらいたいか」を明確化します。ターゲット層とコンバージョン(例:購入・資料請求・会員登録など)を決めることで、施策の方向性を定めやすくなります。

コンバージョンとは、英語で「転換」を意味します。Webマーケティングでは、いわゆる「成果」を示します。商品購入の他、資料請求・問い合わせ・会員登録、たくさんの人に閲覧してもらうなど、サイトの目的によって目指すコンバージョンも異なります。

参考記事:カスタマジャーニーとは?意味や作成方法をわかりやすく解説

競合を調査する

同じような商品・サービスで上位表示している競合を調べ、強みや弱みを分析します。ここで得られる情報が、自社サイトの改善に役立ちます。あるキーワード検索で上位表示を狙うのであれば、上位表示されている競合先を知ることで、自社サイトの改善に活かすことができます。

また、競合先を調査することによって、これまで見えてこなかったユーザーの傾向や好みを知ることにも繋がります。

コンバージョンまでの道筋を考える

ユーザーが最終的にコンバージョンに至るまでの流れ(カスタマージャーニー)を考え、その導線をスムーズにする仕組みづくりを検討します。

流入したユーザーを、資料請求するユーザーへと転換(conversion)するにはどうしたらよいか。さらに、そのユーザーを購入検討に転換させるためには、どんな情報提供が必要か。そこから最終的に顧客に転換させるには…というポイントを、段階的に設定していきます。

参考記事:CVRとは?コンバージョン率の意味と改善方法について解説

明らかになった弱みを改善する方法を考える

競合調査や自社サイトの分析から、時代に合わない商品や不十分な導線などの問題点が見えてきます。ここを改善しないままでは、いくら広告を出しても成果にはつながりにくいです。

マーケティング戦略の立案

SWOT分析や3C分析などのフレームワークを活用して、どのような施策を優先するのかを具体的に決定します。誰に対して、いつ、どのようにアプローチするのかを整理する段階です。

戦略立案の重要ポイントは「誰に」「どんな」アクションしてもらうかという意識です。

施策開始

広告出稿、SEO運用、SNS投稿など、立案した戦略に基づいて一斉に施策を進めます。アクセス解析ツールをセットアップし、数字の変化を追える状態にしておくのがポイントです。

施策の効果がチェックできるように、アクセス解析ツールを準備しておきましょう。

結果から改善点を調査する

一定期間が経過したら、Googleアナリティクスやサーチコンソールなどでデータを確認し、成果を分析します。ページビューや直帰率、コンバージョン率などを細かくチェックし、問題箇所を洗い出します。代表的な無料解析ツールGoogle Analytics4 では、以下の情報をデータ・数値で知ることができます。

  • 訪問数(セッション)
  • どこから流入したか
  • ページビュー
  • 回避率
  • 直帰率

データから、自社サイトの強み・問題点が浮き彫りになります。強みはそのまま活かし、アクセスが少ない・直帰率の高いページは改善点として、仮説を立てながら検討していきます。

アクセス解析のデータは、一通りチェックして終わりではありません。データをダウンロードし、グラフ化するなど、細かい調査・分析することで、これまで見えなかったものが見えてくる可能性もあります。

この作業を効率化させるために、各解析ツールやGoogleスプレッドシートの操作を身につけておくと良いでしょう。

施策を改善し、さらなる施策を開始

課題が見つかったら、ABテストやページ修正などを行い、またデータを見ながら次の改善策を実行していきます。これを何度も繰り返すことで、サイト全体の品質とユーザー満足度が高まります。

施策後は、Google AnalyticsやSearch Console、表示スピードをチェックするツールも活用し、以下の分析・改善を進めていきましょう。

  • サイトに訪れたユーザーがどのようなキーワードで検索しているか
  • パソコン・スマホのどちらでアクセスしているか
  • エラーが表示されるページがないか
  • 表示スピードの遅いページはないか
  • 外部のどこからリンクされているか
  • 自社サイト内にリンク切れがないか

表示スピードが遅いサイトやリンク切れが目立つ場合は、ユーザーが離れていくリスクが高まります。ツールを使って問題個所を洗い出し、改善していきましょう。Googleが提供するPageSpeed Insightやリンクチェッカーなど、無料ツールも多くあります。

まとめ

Webマーケティングの最終目標は、より多くのユーザーに自社サービスや商品を利用してもらい、売上やブランド価値を高めることです。

そのためには、以下のポイントを意識する必要があります。

  • ターゲット設定とゴール(コンバージョン)の明確化
  • 継続的な分析と改善(PDCAサイクル)
  • 最新ツールやAI技術の積極的活用
  • トレンドやユーザー心理の洞察(コンテンツマーケティングの視点)

ユーザーの嗜好や行動は、社会情勢やテクノロジーの進化とともに刻一刻と変化しています。2025年現在、生成AIの台頭やSNS・動画プラットフォームの多様化など、Webマーケティングのフィールドはさらに拡がっています。

常にアンテナを張り、自社の強みを活かした新しいアプローチを模索し続ける姿勢こそが、これからの時代において大きな成果を生むでしょう。

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