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内部リンクとは?SEO効果を得るための貼り方やコツを解説

ドメインの異なるサイトからのリンクは「外部リンク」と呼ばれ、大きなSEO効果を発揮していた時期もありました。しかし、意図的にSEO効果を狙ったスパムリンクなどが登場したことから、外部リンクのSEO効果はアルゴリズムのアップデートによって弱められ現在に至っています。

一方「内部リンク」とはサイト内において各ページ共通のメニューや、関連するページ同士をリンクによって繋ぐことを指す言葉です。サイトにとって重要なものであり、検索エンジンにページを認識してもらうためにも必要不可欠なものとなっています。

内部リンクのもつ効果や、その重要性について考えていきたいと思います。

全く内部リンクが設定されていなかったらどうなるのか?

検索エンジンのクローラーが、ページを見つけたにも関わらずサイト内の他のページのことを認識できない構造では全く意味がありません。検索エンジン側が正しいサイトの構造を理解して初めてSEO的効果につながるということを理解しましょう。

クローリング頻度が他サイトと比べて低くなる

クローラーはWEBサイトを巡回し、掲載内容が更新されていれば検索結果にも反映される仕組みです。内部リンクが存在すれば、クローラーが一つのページに到達すればそこからサイト全体に巡回していく可能性が高い状況になりますが、内部リンクが全くなければページ単体しかクローリングされません。正しい内部リンクが作られていなければ、クロールの頻度が低下することにつながり、せっかく更新しても検索結果に反映されるまでの時間が他のサイトより長くなってしまうというリスクもあります。

意図しないページが上表示される可能性

内部リンクが全く設定されていないと、検索エンジンから見れば「どのページがこのサイトにおいて重要な位置にあるものなのか?」を理解することが非常に難しい状況となります。そんな状態では、自分たちとしては「サイトのTOPがより上位表示されて欲しい」と思っていたとしても、自分たちは想像しない下層ページがより上位に表示されることもあり得るのです。もちろん、上位表示されれば良いという考えもあるでしょうが、仮に内部リンクが全くない状態のページにユーザーがたどり着いたとして、それは果たして意味のあることでしょうか?アクセスしてもらったユーザーにより有益な情報を提供し、自社の商品やサービスを深く知ってもらうためには、内部構造は欠かせません。

新規コンテンツがインデックスされない

完全新規のコンテンツの場合、内部リンクが正しく設定されていないとクローラーが到達できないことも考えられます。せっかく作成したコンテンツが、そもそも全く認識されず検索結果の対象とすらならない可能性を考えれば、サイト全体に正しい内部リンクを設定しましょう。

内部リンクの生成は、SEOに効果があるのか?

「内部リンクを正しく設定することが出来れば順位上昇が望める」と過度のSEO効果を期待するのは正しくはありません。もちろん直接的ではなく、間接的効果がゼロとは言えませんので、正しい内部リンクの構築は決して無駄なものにはならないのです。

より評価を受けたいページにリンクを集中する

例えば自社サービスの中で一押しの商品やサービスがあれば、より多くの人の目に触れてほしいと思うのは当然のことです。

新商品の紹介ページをサイドカラムに設置したり、ブログやコラムの記事で取り上げることをすればアクセスしたユーザーの目に留まるチャンスは自然と広がるでしょう。

リンク数が多いだけで高く評価するという単純なアルゴリズムではありませんが、WEBサイトの中で内部リンクが集中していれば、「それだけこのコンテンツが重要なものである」と検索エンジン側が捉える可能性は十分にあります。

不自然で過度な内部リンクにはリスクも

特定のワードで評価を受けたいからといって、アンカーテキストに上位表示したいキーワードを乱発し、内部リンクを過剰に生成したりすると、検索結果を不当に歪めようとしていると検索エンジン側に捉えられかねません。ペナルティを受けて大幅に順位下落をさせられては意味もありませんので、不要かつ不自然に多い量の内部リンクを作ることは避けましょう。

「ユーザービリティ」側面から考える内部リンク

ユーザービリティを考えるとき、内部リンクは設置されている方がよりサイトを閲覧するユーザーによって親切なサイト設計だと言えます。内部リンクの種類や、それぞれにとってどのような効果が生まれるのかを考えてみたいと思います。

 グローバルナビ、サイドメニュー、フッターへのリンク設置

ヘッダーやサイドメニュー、フッターなどページに共通のものとして設置されるメニューたち。「ページ」単体としてではなく「サイト」全体として運用していく上ではページ同士を円滑に繋ぐことができる装置として必要不可欠であることはおわかりいただけるかと思います。

原則、全ページに共通のメニューとして上部に設置される「グローバルナビ」と呼ばれるものや、複数カラムのサイトの場合にはサイトの右側もしくは左側にサイドメニューを設置することによって、ユーザーがサイト内にどのような内容が掲載されているのか?をよりわかりやすくすることが可能に。ユーザーの閲覧ページ数や滞在時間を伸ばすことができ、より深く商品やサービスのことを理解してもらえるという意味でも大きなプラスにつながります。

コラムやブログのようなコンテンツの場合には、掲載記事の下部に「前の記事へ」「次の記事へ」などの回遊を促すようなリンクを設置したり、サイドメニュー内に月ごとのアーカイブや、記事カテゴリー、タグごとのアーカイブへのリンクのほか記事検索機能などをサイドメニューに掲載しておけば、ユーザーのサイト内回遊にも貢献してくれます。

追従型のグローバルナビを設置していても、固定ページが多く存在する場合にはメニュー数を絞り込んでいることもあるかと思われます。スマートフォンやタブレットではハンバーガーメニューとして折り畳まれ、表には見えていないとユーザーとしては他ページへの導線を見逃す可能性もありますので、フッターにも網羅的にページリンクを設置するというのも良い選択だと言えるでしょう。

WEB検索からサイトへたどり着くユーザーが必ずしもサイトのTOPにランディングするとは限りませんので、わかりやすい内部構造の設定が必要です。

パンくずリストを設置する

グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」で主人公の兄妹が森の中を進むうちに、迷ってしまわぬように帰り道の道標として森に落としていた「パンくず」が語源となっているWEBサイトにおける「パンくずリスト」。サイトの上部に設置しなくてはいけないというものではありませんので、パンくずリストが上部にあることによってデザインを極端に損なうと感じるのであれば、ページの下部に設置しても構いません。

ページの上部もしくは下部にユーザーの現在地を示す「パンくず」を設置することは「ユーザーがサイト内で迷子になりづらくする」ということにも大きく貢献します。

サイトの「ホーム > 第一階> 第二階層 > 現在のページ」という形で、今ユーザーがサイトのどこにいるのかを明確に提示しておくことは、特に深い階層楮を有しているサイトにおいては非常に重要になるのです。

前述した例で言えば「ホーム、第一階層、第二階層」の部分についてもそれぞれのページへの内部リンクを設置しておきましょう。

アンカーテキストリンクの設置

テキストコンテンツの中で、関連商品やサービスを紹介する場合などには商品名に商品紹介ページのリンクを必ず設定しておくといったことも重要です。

「メニューを触る」などユーザーに能動的なアクションを求めることが無い状態で詳細情報がわかるリンクが設定されていれば、興味・関心度が浅めのユーザーでも気軽にリンクを辿ることが可能になります。

内部リンクまとめ

内部リンクは、ページ同士を円滑に繋ぐ装置としての存在であるとともに、ユーザーに快適にサイト内回遊をしてもらうための重要な誘導導線であるということを忘れないことが大切です。ユーザー目線に立って考えたときに「どのようなコンテンツがサイト内に存在しているか?」がわかりやすくなっているサイトほど閲覧がしやすく、自ずと滞在時間も伸びる可能性は高まります。

また、検索エンジンのクローラーに対してサイトに存在するコンテンツの存在を知ってもらうためにも必要不可欠な存在であることも忘れてはいけません。

自社で保有しているサイトの内部構造について改めて確認し、必要あれば内部リンクの強化を検討してみてはいかがでしょうか。

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