投稿日:2025年3月13日 | 最終更新日:2025年3月16日
「サイトをリニューアルして印象をガラッと変えたい」「スマホ対応やセキュリティ面が心配…」といった声は年々増えています。実際、定期的なリニューアルを行うことで、ユーザー体験が向上し、売上や問い合わせ数などの成果に好影響を与えるケースが少なくありません。
しかし、その一方で「順位が落ちてしまうのでは?」「デザインを変えたらユーザーが戸惑うかも」といった不安があるのも事実。本記事では、サイトリニューアルのメリットや具体的な注意点を、コンテンツマーケティングの観点も交えながら解説します。2025年現在のGoogleの仕様(Core Web Vitals、モバイルフレンドリー、E-E-A-Tなど)にも触れながら、上手なリニューアルの進め方を見ていきましょう。
まずは既存のサイトの問題点を洗い出すべし
サイトリニューアルを考えるきっかけは、デザインの古さやアクセス数・反応率の低下が多いでしょう。まずは「既存サイトのどこに問題があるのか?」を明確にし、同じ失敗を繰り返さないようにすることが肝心です。
問題点例)そもそものサイトが古い
5年以上、全く更新されていないサイトや、スマホ対応していない、SSL化していないなどのケースは危険です。
- モバイルファーストが当たり前の2025年においては、未対応だとユーザー体験が大きく損なわれます。
- セキュリティ強化の観点でSSL化は必須ですし、未対応だと検索順位にも悪影響が出る可能性があります。
こうした“古いサイト”のまま放置しているなら、早めのリニューアルが無難です。
問題点例)触り過ぎて、デザインに無理が出てきた
長年運営しているサイトは、バナー追加・機能改修・コンテンツ追加などを続けるうちに、統一感のないデザインへと崩れていくことが多いです。
パッチワークのように要素を足しすぎると、ユーザーの視線誘導が混乱し、コンバージョン率が下がる要因にもなります。部分的な改修では限界があると感じたら、思い切ったリニューアルを検討しましょう。
最初にサイトを作成した時点では「これでいい」と思っていても、あとからどんどん「こんな機能が欲しい」「ここにバナーを載せたい」「ここに、こんなテキストが欲しい」といったことを繰り返していくと、当初のデザインテイストやバランスというのは当然崩れていきます。部分出来な改修や機能の追加を何度も繰り返すことはサイト自体の統一感にも影響を及ぼし、どんどんコストもかさんでいきます。大きなテコ入れを入れたりする場合には思い切ってリニューアルしてしまうというのも一つの手段と考えましょう。
問題点例)コンバージョンの著しい低下
前より広告出稿量やSEOキーワードは変わらないのに、コンバージョン率だけ下がってきた――そんなときは、ランディングページの見直しなど小手先の対応では限界かもしれません。
サイト全体をリニューアルし、
- デザイン面での信頼感UP
- スマホユーザーの導線強化
- 短いフォームや複数支払い方法の導入 など総合的に改善する方が効果的な場合があります。
リニューアルすることによって生まれるメリット

リニューアルすることで古いデザインや使い勝手の悪さを解消するだけではなく、多面的なメリットが得られます。SEO的にも、ユーザー体験の向上にもプラスになる可能性が高いです。
デザインの大幅なアップデート
Webデザインは数年周期でトレンドが変化します。流行を追いすぎるのも考えものですが、古臭いサイトのまま放置していると、ユーザーから敬遠されがち。
- レイアウトや配色を今風に刷新
- 企業イメージ、ブランドイメージを再定義
- SNSなど周辺要素も含め、一体的にアップデート
特に2025年現在、Core Web Vitalsやモバイル最適化、アクセシビリティ要件などが一層厳格化されています。今こそデザインリニューアルで軽量かつ快適なUIを目指しましょう。
この際、各種SNSのアイコンなどが古いままだったりすると与える印象の統一ができなくなりますので、サイトデザインのリニューアルの際にはSNS周りについても気を遣うことが重要です。
コンテンツの整理
長期運用サイトでは、情報が氾濫しユーザーが目的のページへ辿り着きづらくなるケースがあります。リニューアル時に情報アーキテクチャ(IA)を再設計し、
- カテゴリ構造の最適化
- 不要ページや重複コンテンツの整理
- コンテンツの優先度見直し
などを行うと、コンテンツ全体が分かりやすくなり、コンテンツマーケティングで追加されていた記事も再活性化できます。
サイト機能面と管理面における強化
リニューアルを機に、CMSを導入・変更する企業も多いです。WordPressやMovableTypeといったメジャーCMSを導入すれば、
- 担当者が自ら更新できる
- 更新履歴や権限管理が明瞭
- 外部ツール(SNS、MAツール)との連携が容易
また、ショッピングカート機能や会員ログイン機能など、新たな機能の実装もリニューアル時ならスムーズに進められます。
WordPressやMovableTypeなどのCMSを導入することができれば、WEBブラウザで管理画面にアクセスすることによって、軽微な情報の修正、掲載などは簡単にできるようになります。更新の際に都度費用が発生する管理の契約だった場合には、サイトの運用・管理にかかっていたコストの圧縮も実現できるでしょう。
各種SNSとの連携投稿といったシステムを組んでおけば、サイトとSNSの更新を同時に出来るようになるといった点などもリニューアルの際には検討しても良いのではないでしょうか。
SEOチューニングの実施
古いサイトはテキストやメタタグが散逸し、内部構造も検索エンジン視点で見ると非効率な場合が多々あります。
- URL階層の整理
- タイトルやディスクリプションのリライト
- モバイル最適化 & ページスピード改善
- 構造化データの導入 など、最新のGoogle検索アルゴリズムに合致させるチャンスがリニューアルです。 なお、既存サイトでそこそこ検索順位が付いているページを手直しする際は、URL変更やリダイレクトを適切に設定し、順位をなるべく維持できるよう注意しましょう。
リニューアルの際に注意すべき点とは
リニューアルには大きなメリットがありますが、やり方を誤るとデメリットも生じます。特に以下2点は注意が必要です。
「そこそこ順位がついている」サイトのリニューアル

SEO面で注意したいのは、既存の評価を失うリスク。一部のページが安定して上位を取っている場合、構成やURLを大幅に変更すると検索アルゴリズムが再評価する際、一時的に順位が下落する可能性があります。
- なるべく同じURLを継承し、必要なら301リダイレクトをきちんと設定
- 主要コンテンツやテキストの骨子を大きく崩さない
- 新たなセクション追加にとどめ、トップページだけデザイン刷新
綿密なプランを立てながら進めるのがおすすめです。
ナショナルブランドや、長年不動の検索1位となっているような、上位表示を達成しているサイトであればそこまで慎重になる必要は無いかもしれませんが、上位表示を狙っているキーワードでそこそこの評価を得ることができている場合には、そのワードが絡んでいそうなコンテンツに関しては、構成や内容を触りすぎない方がいい場合も考えられます。
リッチすぎるデザインが、足を引っ張る可能性も
派手なアニメーションや大量の動画・画像を用いたリッチデザインは、一見かっこいい反面、
- ページの読み込み速度が遅くなる
- 高齢者や機械オンチのユーザーが操作に戸惑う
- スマートフォンでの表示・操作が複雑に
など弊害もあります。
コンバージョンが主目的なら、過度な装飾を避け、利用者にとってシンプルで分かりやすいUIにこそ価値があります。Core Web Vitalsをクリアしないと検索順位にもマイナスになり得るため、この点は要注意です。
デザインはアップデートしつつも、リニューアル前と近い位置配置や、似通ったアイコンを使用するなど高齢なユーザーをメインにしたサイトにおいては一定の配慮も必要であると意識しましょう。
まとめ
ホームページやWEBサイトのリニューアルは、
- 古いデザインや機能を一新してユーザー体験を向上させ
- コンテンツや導線を整理してSEOにも好影響を与え
- マーケティングオートメーションやCMS導入のタイミングとしても最適 という数多くのメリットがあります。
ただし、既存ページの検索評価を崩さないよう慎重にURL設計やリダイレクト処理を行うなど、注意すべきポイントも少なくありません。大幅なリニューアルほどリスクとメリットが大きいので、計画的な進行と専門家の助言が鍵となるでしょう。
特に2025年現在は、GoogleのCore Web Vitalsやモバイルフレンドリー、E-E-A-Tなど最新の検索要件が進化しており、サイト速度やユーザビリティ、コンテンツ品質がより重視される時代です。
リニューアルを機にコンテンツマーケティングの視点も取り入れ、潜在顧客への情報提供力を高めてみませんか?
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カッティングエッジ株式会社 代表取締役 竹田 四郎
WEBコンサルタント、SEOコンサルタント。WEBサイトの自然検索の最大化を得意とする。実績社数は2,500社を超える。
営業会社で苦労した経験より反響営業のモデルを得意とし、その理論を基に顧客を成功に導く。WEBサイトやキーワードの調査、分析、設計、ディレクションを得意とする。上級ウェブ解析士、提案型ウェブアナリスト、GAIQの資格を保有する。著書:コンテンツマーケティングは設計が9割