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ランディングページ(LP)とは?意味とメリットについてわかりやすく解説

ランディングページ

投稿日:2021年8月31日 | 最終更新日:2023年6月13日

LP(ランディングページ)という言葉は、プロモーションやマーケティングに関わったことのある人であれば耳にしたことがあると思います。BtoBやBtoCに関わらず、現代において顧客との新たな繋がりを作るためには、かかすことのできないものであると言えます。LPの持つ役割や、より効果的なLPの作り方について考えていきたいと思います。

ランディングページに集客をするためのWEBマーケティングについての記事は下記を参考に願います。

参考記事:Webマーケティングとは?行う流れや求められるスキルなども詳しく解説

LPの意味とその役割について

Landing(=着陸・着地)という英語の意味からもわかるように、ユーザーがバナーやリスティング広告などから最初にアクセスするページのことを指すのがLP(ランディングページ)と言いう言葉です。

専用のランディングページを作成するという場合もありますが、LPに制作費用をそこまで多くかけられないという場合にはコーポレートサイトや、サービスサイト、そして商品掲載されているECサイトのページなどをそのまま用いる場合もあります。

ランディングページの持つ役割としては

・商品やサービスの資料請求や問い合わせを通じてつながりを創出する(BtoB)

・顧客に商品やサービスの持つ魅力を伝え、購入・利用を促す(BtoC)

というのが一般的なものであると思われます。

共通していることは「コンバージョンの獲得」というのがおわかりいただけるかと思います。

広告など外部サイトか流入した顧客をスムーズに誘導し、最終的にコンバージョンにつなげるというのがLPの唯一にして最大の目的であると言えるでしょう。

顧客の流入に関しては広告という方法があるため、SEO強く意識したコンテンツなどは必要ありません。そういった点から考えるとテキストも画像化してよりリッチなデザインにすることも出来ますし、顧客のコンバージョン獲得という目的をより短期間で実現することにも向いているのもLPを利用する上での大きな利点となります。

LPを作ることの重要性

あまり費用を掛けられない場合には、商品ページやコーポレートサイト、サービスサイトをそのまま使う場合もあると紹介をしましたが、ランディングページの持つ重要な意味である「問い合わせの獲得」「注文の獲得」といったことに重きを置いてかんがえるのであれば、もちろん専用のページを作成することが最も望ましいです。

LPを作ることの利点① ユーザーが迷いづらい

広告からユーザーがコーポレートサイトに誘導されるパターンの場合、グローバルナビなどに複数のメニューが存在しているが故、問い合わせや商品の購入といった行動を起こすまでの導線に迷い、行動を起こす前に断念してしまうといった事態が起こりやすくなります。せっかく広告から誘導することができたユーザーを逃してしまう残念な結果にもなりかねないため、専用のLPをすることがより大切なのです。

LPを作ることの利点② よりわかりやすく利点を紹介できる

広告からユーザーがいきなりショッピングのためのECサイトや、問い合わせフォームに飛ばされるといったちょっと乱暴なパターンのランディングページになっている場合というのも散見されます。唐突な印象を受け、戸惑うユーザーもいることでしょう。

ランディグページを作成すれば、画像や文章によって商品やサービスの利点についてより丁寧に説明することが可能となります。また、競合する商材と比較して優れいる点についてなどについてまとめることも効果的でしょう。

コーポレートサイトや商品販売ページをそのまま使うようなことはせず、専用のランディングページをつくることには、このような利点があります。もし費用をかけられないのであれば、ランディングページ作成サービスやテンプレートを利用することによって、内部で制作するといったことも検討してみてください。

LPにはどのよう要素が必要か?

先ほども軽く触れましたが、LPにはどのような要素が必要なのか?を考えるとBtoB、BtoCそれぞれ目的は違えど、どちらも「ランディングページ1枚によって完結する」というのが重要なポイントであると言えます。

流入したユーザーが1枚のページにアクセスし、興味・関心を抱き、最終的に資料請求や購入などのコンバージョンに至るまでをきちんと1つのページによって完結させることができるというのがLPに求められるもの。

では、どんな要素が含まれればランディングページとして成立するのでしょうか?

LPにあると良い要素「共感を呼ぶ」仕組み

ユーザーが商品やサービスに興味を持つ入り口として「共感」というものが大きなきっかけとなることがあります。

多くのランディングページにおいては「商品やサービスを利用したらどのような効果があるのか?」「どんな悩みが解消されるのか?」ということを提示していることが多いのです。もちろん、効果・効能的なものを言い切るのが難しい商品もありますが、ユーザーが抱えている悩みや問題点に寄り添い、それを解決してくれるといったものがよりコンバージョンにつながりやすくなります。

お悩み系LPの事例(ダイエット商材)

ダイエット食品や、補正下着などのランディングページを作る場合を例に、考えてみたいと思います。

ダイエットをしたいという方が感じる悩みはどういったものがあるでしょうか?

・もう少し若いころは多少の体重増加があっても、少しだけ頑張れば簡単に減らせていた印象があるのに、最近は色んな方法を試してみてもなかなか体重やおなか周りの肉が落ちてくれない

・「痩せたい!」とは思うけれど、いきなり激しい運動をすると膝や足首などを痛めたりしそうなので、あまり運動に対して前向きなモチベーションを見出せない

・体重増加も気になるが、太ももやふくらはぎなどが常にむくんでしまっている気がするので、下半身をすっきりさせてスキニーパンツを履けるような体形を目指したい

・食事制限によってカロリー摂取を控えることが効果があるとはわかっているが、なかなか難しい。簡単に始められる置き換えダイエットがないかと考えている

これらのお悩みについて、よりわかりやすく多くの読み手に共感してもらうためには、このような画像を作成するのも効果的です。

ユーザーが抱くような悩みについて具体的に言及すことによってコンバージョンにつながりやすいランディングページを作成することにつながります。

メリット提示系LPの事例(DXツール)

お悩みを提示するのではなく、商品自体のメリットをわかりやすく提示するという方法もあります。ここでは、デジタルトランスとフォーメーションのツールを例に考えてみます。

いまだにアナログな書類でのやりとりも多く残っており、なかなかスムーズにテレワークや、リモートワークに移行できないといった経理系の業務に悩みを抱いているユーザーは多数。山のように積まれている書類のイメージに対して「さよなら」というワードで訴求することで、紙業務からの解放をわかりやすくユーザーに提示するという効果もあります。

商品の購入、サービスの導入によってどのようなメリットがあるのか?ということをわかりやすくしておくことが、興味を喚起し資料請求などにもつながりやすいランディングページをつくることにもなるのです。

より明確なユーザー導線の設置

マーケティングの用語では「CTA(Call To Action)」とも呼ばれますが、ユーザーの行動を喚起するような文章であったり、画像を設置するというのがランディングページには重要な要素になります。

わかりやすいユーザー導線の例

・ランディングページの途中途中に、「資料請求はこちら」「ご注文はこちら」といったボタンを設置する(もしくは、追従型のボタンを設置することで、コンテンツを読んでいる途中でもユーザーが行動を起こせるようにする)

・ランディングページのスマートフォン向けの表示の際に、最下部に固定する形で電話発信ボタンや、注文ボタンを配置することでユーザーが行動を起こしやすくしておく

(特に緊急性の高いサービス(鍵の紛失に対する鍵開けサービス、水漏れ、トイレつまりなど)の場合には、電話のためのCTAをより分かりやすくしておくこともコンバージョンにつながりやすくなるでしょう)

CTAの設置の仕方によって、コンバージョンを大きく左右することになります。ABテストをおこなって、ボタンの色や大きさ、表現方法や設置位置に関する検証を行うといったことも試してみるのも大切です。

まとめ

より効果を上げるためにどのようなランディングページの要素が必要かというのは常にトライアンドエラーを繰り返しながら、最適解を求めていきましょう。

競合する商材やサービスが作成しているランディングページも参考にしながら、ユーザーにどのような情報を提示することが大切なのか、どのような誘導導線を設置することが望ましいのか自社サービス最も合った表現方法考えていきましょう。

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