投稿日:2019年12月8日 | 最終更新日:2024年10月22日
本記事では、新人スタッフ、新人研修向けの内容となります。学びを深めるコツについてです。
何を学べば良いかわからない場合
新入社員、中途社員、新人WEB担当の方で何を学べば良いかわからないと良く相談を受けます。
本記事は、WEBマーケティングに特化して説明させていただきます。
第一としては、マーケティングのことを学ぶとよいと思います。
投資活動やビジネスを進めていく上で、原資(元となる資金)がないとスピードが遅くなってしまいます。若手の方は経験が不足しているため、原資を作るための マーケティングを学習していくことをお勧めします。原資自体がないので、原資を作るところからスタートしないといけません。
原資を作るための知識としての原資を作るということです。そのために、マーケティングとは?という本からオススメします。
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こちらの本は、庭山一郎先生の著書で、とてもわかりやすく書かれておりますのでオススメです。リクルート社では、あえて自社で競合を起こし他社が参入しにくい状況を作っているなどとは知りもしませんでした。
デジタルマーケティングで何を学習すべきか?
結論として興味のある内容を学習していけばよいと思います。
1つ専門性を持ちつつ、浅く広い知識を持つT字型のタイプが強いと思います。
1つ専門性を持つ手前の段階で浅く広くでもよいので、学習を進めていくと点と点が線になるケースがあります。
例としましては、私は元々SEOがメインとしております。
従来は、特定キーワードを選定し、それに対して外部リンクを設置して終了ということが正直多かったです。よって、広範囲な知識を必要としませんでした。
昨今のSEOやWEBマーケティングは複雑化、多角化しており、提供する業者でさえキャッチアップが難しくなりつつあります。
以前より施策提供側のコスパが悪くなっているため、SEOのサービスメニューを変えつつあります。
もう1回話を戻しますと、下記が例になります。
例:
SEO対策で特定キーワードの上位表示のために、ページ高速化する作業が必要でそのため画像を圧縮する必要性があります。余計なHTMLコードを除去することでページを軽くすることができます。利用してるサーバーの性能によっても速度が異なります。
上記とすると、特定キーワードの上位表示のためにページを開設し、オリジナルコンテンツが重要となる前提で上記も必要です。となりますと、単純にSEOという言葉に限定されなくなります。
- コンテンツ作成のためのWEBライティング
- WEBライティングのためのキャッチコピー
- 記事構成案の設計
- 読み手の目を引く画像の配置
- 可能であれば動画の作成、編集
- 記事アップロードのためのページコーディング
- HTMLのmeta チューニング
- 特定キーワードの調査、選定
その上で、サーバー云々などの話も入ってきます。
もはや、外部リンクを張って終了。というわけにはいきません。良いサービスや効果を高めるためには広範囲な知識や実務スキルがあるほうが有利なのは言うまでもありません。
ですので、
- 制作に興味があれば制作から勉強
- SEOに興味があればSEOから勉強
- リスティング広告に興味があればリスティング広告から勉強
- 動画編集に興味があれば動画から勉強
まずは、興味のある内容から学習を進めると良いと思います。
何か興味のある分野の専門性をマーケティングという軸でセットで深め、その上で雑学のように細かいことを把握していくことが重要です。そうしますと点と点が線になるイメージである時 情報や知識が結合して理解が深くなる時があります。
まとめ
興味のある分野からしばらく経験を積まれた上で少しずつ、専門領域を広げるようなスタイルをオススメします。
カッティングエッジ株式会社 代表取締役 竹田 四郎
WEBコンサルタント、SEOコンサルタント。WEBサイトの自然検索の最大化を得意とする。実績社数は3,000社を超える。
営業会社で苦労した経験より反響営業のモデルを得意とし、その理論を基に顧客を成功に導く。WEBサイトやキーワードの調査、分析、設計、ディレクションを得意とする。上級ウェブ解析士、提案型ウェブアナリスト、GAIQの資格を保有する。著書:コンテンツマーケティングは設計が9割