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ビジネスセンスについて

投稿日:2020年3月16日 | 最終更新日:2023年12月4日

ビジネスセンスについて解説させていただきます。

ビジネスセンスについて

少し説明が難しいのですが、第六感というよりセンスについて解説させていただきます。
たまに以下のようなケースを経験されたことはありませんでしょうか?

社長と複数の社員で構成される会社組織としましょう。
中小企業によくあるケースです。 

社長:「よし、●●●で行こうか!」
社員:「社長、なんでですかね?根拠って何ですかね?」
社長:「いいんだよ。●●●で行くんだよ!」
社員:「何考えてるのかわからないないな社長は」

社員:「うわ!本当にこうなっている、すごいな社長」
社長:「だから言ったでしょ」
社員:「なんですか?これは!なんでわかるんですか?」

AIが発達していく今、未来予測という言葉があります。昔の映画の「マイノリティ・リポート」は未来予測で犯罪を未然に防止する内容でした。

AIでも予知できない未来予測を社長の「カン」で当たるケースもあります。

ビジネス書に、「カン」と「経験」に頼らずデータで未来を導き出そうというキャッチフレーズもありますが、優秀な社長は「カン」でビジネスを当ててしまうケースもあるのです。

当初より誰しもビジネスセンスがあるわけではありません。

ビジネスを始めて駆け出しの時からの大量の失敗、成功体験という経験軸と世の中のトレンドを踏襲した形での大量の情報(知識)のインプットが組み合わさるとセンスが洗練されてきます。

(大量の経験軸(失敗、成功含む)+情報(知識)のインプット)×マッシュアップする思考  

これをベースに世の中のトレンドに合わせて、この2つをマッシュアップ(組み合わせて)する思考が大事ではないかなと思います。 

まずは、やってみる。スタートしてみないとわからない。スピードが大事だとよく言われます。確かにそうですが、「丸腰」で何か始めるよりも最低限の事前準備をした上で行動を起こすほうが個人的には好きです。

魔界村の例

例え話をさせていただきますが、随分と話がワープします。昔、ファミコンで「魔界村」というアクションゲームをよくやりました。30代後半~50代前半のファミコンユーザーの方はよくわかるかと思います。「レッドアリマー」という赤い怪物が出てくるゲームです。ある意味基本というか、青春ですね。

主人公がはじめ「鎧」を着ており、一回怪物に当たってしまうと鎧を脱がされて「ハダカ」になってしまいます。
先ほど説明した「丸腰」という感覚です。そして「ハダカ」でまた怪物に当たってしまうとすぐに死んでしまいゲームオーバーになってしまいます。

昔のファミコンの良いところなのかもしれませんが、ゲームオーバーになるプロセスにバッファを持ってもらえず容赦なく死にます。であれば、「ハダカ」じゃなくて「鎧」は着たほうがいいんじゃない?というような感覚です。

補足すると「鎧」を作るための時間をかけすぎるのもどうかと思いますので、最低限の「鎧」=知識・情報を持った状態で行動に移すのがベターです。

「鎧」でダメな場合「ハダカ」になり 1回ワンチャンスあります。ただし、「ハダカ」からスタートするといきなり再起不能になるわけです。

「だったら「鎧」くらい着ておこうよ」と感じるわけですね。

ベンチャー企業でよくある話ですが、

「いくぞー」とあまり考えずビジネスを開始して、初手から大やけどするケースもあります。これは、付き合わされるメンバーもかなり痛手でして、モチベーション自体の維持が難しくなります。

「だったら「鎧」くらい着ておこうよ」と感じるわけですね。

まとめ

センスの磨き方はある程度の場数を踏んだ経験がないとなかなか洗練されません。その上で情報トレンドをキャッチアップし、ご自身の経験と周辺情報をマッシュアップする形で思考しますと「センス」が鋭くなります。 

この「センス」というキーワードは重要なので、他にも解説していきます。

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