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カッティングエッジとは?

投稿日:2019年11月21日 | 最終更新日:2023年11月30日

初めて投稿します。カッティングエッジ株式会社の竹田です。 
社名をカッティングエッジと名付けました。 

カッティングエッジとは?

cutting edge(カッティングエッジ)=名詞 最先端、最新鋭、刃が鋭い、刃口、刃先という意味になります。 
考え抜いた際に自分の理想に近いため、この度社名として決定致しました。 

一般的な会社やビジネスの思想でも「バランスを取る」という言葉もあります。
自分自身に置き換えてみますと、職人気質な性格ということもあり「バランスを取る」ことが苦手でした。

以下から余談となりますが、私の高校の時の話をさせてください。

大学受験で考えてみると、「苦手教科も補いましょう」という考えがあります。
私が学生の時に正直苦手教科は苦手でした。文系のため、もちろん「数学」「理科」が不得意でした。

「国語」「英語」「日本史」この3つが受験科目でしたが、国語も正直得意ではありませんでした。
「現代文」は得意でしたが、「古文」や「漢文」がどうも苦手でした。

古文がこれからの生活に何か役に立つのかな?と真剣に考えておりまして、実用性を感じませんでした。

古文の勉強では、「あり をり はべり いまそかり 」という呪文に似た言葉もありましたが、

ふざけて回答に

「あり をり はべり 大外刈り」と柔道の技を回答に書いたこともありました。

毎回それだと面白くないので、北斗の拳が好きな私は、「あり をり はべり あべし 」と書いたこともありました。

当時、将来的に「あり をり はべり いまそかり 」は役に立つのかな?と思っておりました。

一方、「英語」は実用性が高かった点と「日本史」は過去から現在につながることのため、興味関心を持てました。結果として好成績を収めることができました。

バランスをあえてとらない

もう1度話を戻します。

「バランスを取る」という言葉に相反して「選択と集中」という言葉もあります。

どちらの企業でも経営において「バランスを取る」ということは理想かもしれませんが、限られたリソースの中で、するべき事にフォーカスして業務を進めることも重要です。

「バランスを取る」ことが意思決定を鈍化したり、無駄を招くこともあるため「選択と集中」がどうしても重要になります。どちらの企業でも組織の悩みなどもあり、やりたいことが多い中で「バランスを取る」が逆に難しいのではないかな?と感じます。

上記に説明しました内容を、大学受験として例にします。

仮に文系と仮定して国語、英語、日本史で300点満点中230点を点数で取れると志望校に合格ができる設定の場合、

国語45点
英語90点
日本史98点
合計233点

となり、合格することが可能になります。

極端な例ですが、国語で「古文」「漢文」ができなかったとして、「日本史」や「地理」が異常に好成績を取れるとすれば「日本史」や「地理」で満点を狙うというのも戦術となります。 

逆に考えれば、「日本史」や「地理」で失敗した時は保険がなくなりますが、失敗しない場合は基盤となります。
シンプルに、こちらでよいのでは?と考えます。

ビジネスにおいても、あれもこれもと施策を打ち出すと優先順位が混在して対応が後手になります。
効果検証もしにくくなるため、対応事項をコンパクトにし施策効果の高いものから対応を行うのが望ましいです。

やらないこと、導入しないことを決める

色々な経営者を見てきて思いますが、新しいものが出るとなんでもかんでも飛びきつき、手を付けて中途半端になる方もいます。

リスク軽減をするために、今の既存事業の延長もしくは、関連する内容から新規事業や新規サービスを模索されると時間とコストの手間を省くことができます。昨今のAIブームを鑑みると、一番リスクの低いものは、既存事業×AI活用です。

個人事業主や小規模事業法人などは少数精鋭でサービスを展開しています。あれこれも手をつけますと、中堅企業や大手企業に勝つことはできません。

「カレー屋」の店舗は多いですが、「スープカレー屋」の店舗は少ないです。自社、自店舗が顧客から選ばれるためには、選ばれる理由を作らないと勝負の土俵に立つことは出来ないのです。

現在はインターネットも普及し、少資本でもビジネスを展開できるために企業に属さずフリーランスの働き方も増加しています。大手企業や中堅企業でさえもフリーランスに外注するほうがコストも安く済む場合もあるため、直接フリーランスに外注するケースが増えてきました。

「ウチは、大手なので代理店通したほうが安心かな」とか「提供されるサービスが一緒なら、高くてもしっかりした企業が良い」とか、このような考えを持つ会社も不景気なため減ってきているということです。

少人数や小規模でもサービスをお届けするためには、限定することも戦略と戦術の一つです。そのためには、やらないことを決めることで自社のリソースを集中させることができます。

目玉商品の確立

今度は飲食店を例にして解説します。

渋谷で良く行く定食屋さんに置き換えますと、「看板商品」「目玉商品」というメニューがあります。
ウチの自信作のランチメニュー「人気定食」¥680 鳥カツ、ハムカツ、コロッケの3つが入ってこの値段。
通常、2品で¥680のところ、この「人気定食」は3品で¥680となります。 

と書いておりますと、7割くらいの方がこの「人気定食」を頼みます。

つまり、この「目玉商品」が強みであり、「目玉商品」こそが顧客を引き付けることができます。
この「目玉商品」という強み・尖りが顧客を呼ぶことができ、ファン化することができます。
「目玉商品」の「人気定食」を頼む以外選択肢がなくなるということです。 

企業経営に置き換えますと、まさに「選択と集中」が強みを作り上げ、「バランスを取らないこと」が逆に長所になります。独自の強みを発揮するためにも、自社の「目玉商品」「看板メニュー」を打ち立てることが重要です。

企業の強みが「槍」のようなものとして考えたときに、カッティングエッジ株式会社は、その刃先をシェイプしてより刺さるお手伝いをできればと考えております。

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